日ごろお使いいただいている「蓄電池」には、
いくつかの運転モードが存在します。
その違いを理解して活用してみてはいかがでしょうか。
はじめに
運転モードの種類を知ろう
蓄電池の運転モードには3種類あり、
「グリーンモード※1」「経済モード※1」「非常運転モード※1」があります。
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グリーンモード※1
発電分をできるだけ「充電」し
電気をなるべく自給自足※
するための運転モード※すべてのエネルギーを賄えるわけではありません。電⼒会社から電⼒を購⼊する必要があります。エネルギー⾃給⾃⾜型の暮らしは環境に優しい住まいを⽬指す暮らしのため、太陽光発電の売電価格やご契約されている電⼒プランにより、光熱費の負担が増す可能性があります。
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経済モード※1
発電分をできるだけ「売電」し
蓄電池への充電を割安な時間帯に
買電して行う運転モード -
非常運転モード※1
停電の発生などの非常時でも
電気を利用できる運転モード
日常的に利用するのは「グリーンモード※1・経済モード※1」ですが、
ご家庭の蓄電池の運転モードを確認する場合には下記をご覧ください。
各モードのそれぞれの詳しい特長は下記よりご覧いただき、
今後の蓄電池の活用についてご検討ください。
- モード名称はメーカーにより異なる場合があります。
グリーンモード※2
発電分を「充電」し、
できるだけ自給自足※3を目指す
日照時の昼間は発電する電気で、夜は昼間にためた電気で生活し、
足りない分だけを、電力会社から電気を買うスタイル。
電気における⾃給⾃⾜※3を⽬指す暮らし⽅です。
- モード名称はメーカーにより異なる場合があります。
- すべてのエネルギーを賄えるわけではありません。電力会社から電力を購入する必要があります。
エネルギー自給自足型の暮らしは環境に優しい住まいを目指す暮らしのため、
太陽光発電の売電価格やご契約されている電力プランにより、光熱費の負担が増す可能性があります。
グリーンモードでの⼀⽇の暮らし
蓄電池で太陽の力をフルに活用
※4 すべてのエネルギーを賄えるわけではありません。電力会社から電力を購入する必要があります。
エネルギー自給自足型の暮らしは環境に優しい住まいを目指す暮らしのため、
太陽光発電の売電価格やご契約されている電力プランにより、光熱費の負担が増す可能性があります。
経済モード※5
発電分はできるだけ
「売電」を優先
昼間は発電した電気で生活し、余った分を電力会社に売電。
発電をしていない時間帯は、前日深夜のうちに充電しておいた電気を使うスタイル。
電力のピークカットで社会の電力安定にも役立ちます。
- モード名称はメーカーにより異なる場合があります。(「経済優先モード」「エコノミーモード」など)
経済モードでの一日の暮らし
割安な深夜電力利用※6で
環境性と経済性を両立。
※6 深夜電⼒の単価が低いオール電化向けプラン等の場合
非常運転モード※7
日中の発電分を、
停電時の昼も夜も利用※8
停電が発生した際でも、蓄電池に貯めた電気を利用できる※8運転モードです。
日中はソーラーでの発電分を利用し、余った電気は蓄電池に充電しておくことで、
夜も電気を使って生活することができます。
- モード名称はメーカーにより異なる場合があります。(「安心モード」「停電モード」など)
- 蓄電池の残量が無い場合、夜間・⾬天時は電⼒が使えません。同時に使⽤できる電⼒には限りがあります。
電⼒が使⽤できる範囲は蓄電池や事前設計により異なります。
POINT
お使いの蓄電池の機種や仕様によって、
停電時の利用範囲も異なります。
機種や仕様によって停電時に
同時に利用できる家電の利用範囲や、
操作なども異なります。
下記よりお使いの蓄電池の
操作手順をご確認ください。
蓄電池の活用についてはこちらもご覧ください。